「Littlewood」
世界を救った英雄が、その後の世界を再建させていく、スローライフRPGとなっている。牧場経営などの要素に加え、街づくりも楽しめるというのが、本作の特徴となっている。
どんなゲーム?
ダークウィザードを倒した勇者は、平和な世界を取り戻したが、その過程で街はボロボロになってしまった…ラノベにありそうな設定
今作の主人公は、記憶を失っている。かつての仲間達に助けてもらいながら、廃れてしまった街に再び活気を取り戻すのが、本作の目的となっている。
何かとお世話してくれるwillowちゃん
ゲームの流れ
街づくりがメインとなっている今作は、モンスターとのバトルといった要素は取り除かれており、農業や住民とのコミユニケーションを取りながらスローライフを送り、街づくりを楽しむことができる。
ゲーム流れはとてもシンプル
木を切り倒し、鉱石を採掘し、川や池で釣りをする。昆虫採取をしながら、作物を育て、料理を作るのもいいだろう。街へ出掛けて、住民と交流、デート、街で開催されるイベントに参加するのも楽しい…
ここまでは、よくあるライフシュミレーションだ。しかし、これに「街づくり」というオリジナルシステムが加わることで、スローライフはもちろんのこと、サンドボックスゲームとしても面白い作品になっている。建物の建築を始め、地形や街の雰囲気をガラッと変えることもできるぞ。


易しい難易度で遊びやすい
街づくりには、木材や鉱石などの資材が必要になる。採掘したり、採取したり、釣りをしたり…何かアクションを起こす度に疲労ゲージが蓄積していき、時間が経過していく。
アクション起こす=時間経過する
よくあるシステムとは違い、HPとスタミナを管理する必要は無い。複雑なシステムはなく、何かすれば、時間が経過して日が暮れていくので、疲れたら帰って寝る。くらいに考えておけばOK。また、MAP上どこへいても、ボタンひとつで家までワープできる機能があるのでとても便利だ。夜は帰宅して、ベッドで寝ないと翌日にも疲れが残ってしまうので、暗くなったら帰りましょう。
I am home. #Littlewood pic.twitter.com/Qtbhj1EaHE
— Stella👩❤️💋👩Marie (@StardustMacaron) 2020年10月20日
街づくりエディット中は、疲労度の蓄積や時間経過による影響がないため、時間をかけてゆっくりできる。間違って作ってしまった建物や設備は、壊すことで使用した資材がそっくり戻ってくるので、心置き無くつくりまくれる。
建築できる施設や設備も、さまざまで、レストランや工務店、釣り小屋や魔法の図書館などなど、町のデザインはすべてプレイヤー次第なので、やり始まるとすごくハマる。
遊んでみればわかるのだが、ゲーム通しての難易度は低めに設定されていて、スターデューバレーをEASYモードで遊んでいるような感じだった。
住民との交流
英雄を知っているキャラクターも登場してくるので、彼らとの交流を重ねていけば、徐々に記憶を思いだしていくだろう。個性的な住民達との交流はきっと楽しいだろう。
"Flirt"(いちゃいちゃする)というコマンドがあらわれた(Willowはかわいいのでもちろんする) #Littlewood pic.twitter.com/8lbRFvPJcx
— ikariya_SO2 (@ikariya_SO2) 2020年10月28日
自分のペースでまったり遊べるゲーム
ゲーム内にはさまざまなロケーションやアクティビティ用意されているので、資材を集めに回るだけでも楽しいはずだ。今作は、決して広大な世界ではないが、自分の好きなようにエディットできるのは嬉しい。邪魔な道が存在したら、プレイヤーの都合のいいように変えてしまえばいいのだから。
All I wanna do is play #Littlewood all day....
— 𝔾𝕝𝕦𝕩𝕓𝕠𝕩 (@gluxbox) 2020年10月13日
Is there a support group for this?? pic.twitter.com/RsE93cxYFt
目的達成のため、時間に追われるようなことも、強敵をたおすためにレベル上げする必要もない。毎日、同じこと繰り返していくことは単調に感じるかもしれないが、環境に合わせて、住民との関係に変化が起きたり、新たな友人が出来たり、新しいクラフトレシピが手に入ったり。地味かもしれないが、日々成長していく街を見ていくのは、なんとも楽しい気持ちになる。
対応プラットフォーム
PC/MAC/Steam
日本語なし
価格は、1,520円
※Steamストア、配信動画よりキャプチャーしています。